遺骨ペンダントは縁起がよくない？

遺骨ペンダントを作りたいと思ってますが、縁起がよくないってホントですか？

遺骨ペンダントは分骨の一種です。分骨は、どの宗教でも昔からおこなわれてきたことで、決して縁起が悪いという事はありません。

遺骨ペンダントとは、遺骨の一部をペンダントに入れてご供養する方法です。

メモリアルペンダント、アッシュインペンダントなどとも呼ばれており、宗教や宗派などには関係なく誰でも利用することができます。

遺骨を遺骨ペンダントに入れるタイミングは特に決まっておらず、自分の好きな時に遺骨ペンダントを作る事ができます。

遺骨はお墓に納骨するもの・・という風習が長く続いている日本では、遺骨を分骨して身近に置くことを快く思わない人も沢山いますし、遺骨はお墓に納骨して初めて成仏できると考える人がいる事から、分骨は縁起が悪いというような迷信が生まれたようです。

遺骨の一部を身近においていても、縁起がよくないということはありませんし、故人が成仏できないということもありません。

気に入ったデザインのペンダントに遺骨を入れる事で、さらに大事にご供養しようと思う気持ちも強くなるかもしれません。

遺骨ペンダントの他にも、遺骨をダイヤモンドにして身に着ける人もいるようで,、現代では、遺骨のご供養方法にもさまざまな選択肢が広がっているようです。

遺骨ペンダントの需要は増えている

大切な人を亡くしたとき、そのご遺骨の一部を手元に残しておきたいと希望される方は年々多くなってきています。

亡くなった人といつも一緒にいられ、身に着ける事でお守りのように感じられる遺骨ペンダントは、愛する人を無くして悲しみにくれている人にとっては心の拠り所としてなっているようです。

大手ネット通販サイトでも遺骨ペンダントが売られているほど、その人気は年々高くなっています。

ひと昔前に比べると、遺骨ペンダントのデザインも、とてもお洒落なものが増えていますが、中には、ブランド物のロケットペンダントに遺骨を入れて、遺骨ペンダントとして身に着けている人もいるようです。

また、遺骨ペンダントは、人だけでなく、愛するペットが無くなった時にも利用されているようです。

遺骨ペンダントの作り方

遺骨ペンダントはどうやって作るの？

遺骨ペンダントは、遺骨の一部をペンダントの中に入れて作ります。

遺骨と、遺骨が入れられるペンダントさえあれば、自分で遺骨ペンダントを作る事ができます。

専用の遺骨ペンダントは、ペンダントの一部に空洞があり、ネジで開閉することで中に遺骨を少量納めることができる仕組みになっています。

通販で遺骨ペンダントを注文すると、遺骨ペンダントと、遺骨をペンダントに入れる手順が書かれたものが送られてくるので、後は手順に従って遺骨をペンダントに収めるだけです。

最近では、専用の遺骨ペンダントではなく、ブランド物のペンダントを遺骨ペンダント代わりにする人もいるようです。

遺骨ペンダントの値段はいくら？

遺骨ペンダントの値段は、素材や大きさ、デザインなどによって値段が大きく違ってきますが、一般的には1万円～3万円位のものを選ぶ方が多いようです。

遺骨ペンダントの値段は、本当にさまざまで、1,000円位の物もあれば、40万円位する物もあります。

高いものになると、素材が金だったり、真珠やダイヤモンドがあしらわれていたりと、ジュエリー性が高くなるようです。

一概に高い方がいいとは言えませんが、長期間遺骨をペンダントに保存することを考えると、デザインの他にも、耐久性があったり、防水性があることなどを考慮した方がよいでしょう。

遺骨ペンダントにできるのは遺骨の一部だけ

遺骨ペンダントにできるのは、遺骨の一部にすぎませんので、残りの遺骨をどうするのか？を考えておく必要があります。

遺骨ペンダントを作る時に、気を付けなければならないことが、遺骨ペンダントに入れられる遺骨はごく一部だけという事です。

先祖代々のお墓があれば、残りの遺骨をお墓に納骨すればよいのですが、お墓がなければ、残った遺骨の行き先を考えなければなりません。

遺骨ペンダントの残りの遺骨のために、高いお金を出してお墓を建てることは考えていない。

という人には、永代供養がおすすめです。

永代供養なら、数万円程度から納骨する事ができますし、遺骨はお寺や霊園が管理してくれるので、忙しくてなかなかお墓参りに行けなくても安心です。

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