お墓を買うとなると、通常100万円以上のまとまったお金が必要になります。
墓地の使用料のほか、墓石代や墓石代を建てるための工事費のほかにも、お墓の管理費などがかかってくるので、思った以上にお金がかかってしまうことも。
不況が続く現代では、お墓にかけるお金が無くて困っている人も沢山いるようです。
お墓を買うお金がない場合には、以下の方法で対応することができます。
ローンでお墓を買う
石材店によっては、墓石代や基礎工事、設置工事や配送料、名入れまでを含んだ価格を分割で払うことができるところもあるようです。
お墓を買う時に、ローンに対応してくれている石材店を選べば無理なくお墓を買うことができるかもしれません。
石材店によっては、クレジットカードでの分割払いやボーナス払いなどでもOKというところもあるようですので事前に調べておきましょう。
お墓を買う時には、墓石や墓石を設置するための費用のほかにも、永代使用料という墓地を使用するためのお金も必要になります。
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永代使用料って何?
永代使用料って何ですか? 永代使用料とは、墓地を永代に渡り使用する費用のことです。 「お墓を買う」とはよく言いますが、これは正確には「墓地の使用権を買う」という事になり、これが永代使用料と呼ばれている ...
永代使用料は、全国平均で70万円~80万円、東京23区になると100万円~450万円位と言われており、こちらもかなり高額なお金が必要になります。
石材店で墓石を買う時に永代使用料も併せてローンを組むことができたり、お寺や霊園が提携する銀行や信販会社のローンを利用する事で、分割払いできることもありますが、分割払いに対応していないところもあります。
永代使用料を一括で支払うのは厳しい!
という時には、カードローンを利用して永代使用料を準備するという方法もあります。
お墓を買うのをやめる
高いお墓を買って遺骨をお墓に収める事だけが、よいご供養方法という訳でもありません。
少子高齢化の現代では、お墓を継承してくれる人がいないなどの理由から、墓じまいをしている人も多いようで、お墓に対する考え方も変わってきています。
無理にお墓に高いお金をかけない人や、お墓はいらないと考える人も増えていることから、さまざまな新しい形のご供養方法が増えています。
その中には、お墓を買う必要のないご供養方法もありますので、どうしてもお墓を買うお金が準備できない場合には、そういったご供養方法を選ぶこともできます。
お墓を買わなくてすむ永代供養を利用する
お墓を持たないという選択肢を選んだ人に人気なご供養方法が永代供養です。
永代供養は、すでに建てられているお墓に納骨するので、新しくお墓を建てる必要がありません。
また、永代供養ならはじめにお金を払ってしまえば、お墓の管理費もかからないところが多いので、より安く済ませる事ができます。
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永代供養墓ならお墓を建てずに納骨できる
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お墓を建てずに自宅供養をする
自宅で遺骨を管理すれば、お墓を建てる必要がなくなります。
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自宅供養ならお墓いらず!
自宅に遺骨を安置する自宅供養なら、お墓をたてなくてよいので、お墓にかかる費用を工面するのが難しいという方にもおすすめです。 自宅供養は、故人の遺骨を自宅に安置するご供養方法で、手元に置くため、手元供養 ...
遺骨は必ず納骨しなければならない。という決まりはありませんし、自宅で遺骨を管理していても何の問題もありません。
自宅供養は、お墓もいらないし、納骨もないのであまりお金はかかりません。
ですが、自宅供養をしている人が年をとって亡くなった場合には、自宅供養の遺骨はどうするのか?という事を考えておかないと無縁仏になってしまう可能性があります。
自宅供養であっても最終的にはどこかに納骨する必要があることを覚えておきましょう。