手元供養の残りの遺骨はどうすればいい？

手元供養の残りの遺骨をどうすればいいのか悩んでいます。

手元供養をしたいけど、残りの遺骨はどうしよう・・。と、悩んでいませんか？

お墓の継承者がいないからお墓は建てない。

墓じまいをしたい。

という人が増えている今、手元供養を選択する人も増えています。

手元供養での一番の悩みが、残りの遺骨をどう処理すればいいのか？ということでしょう。

手元供養で納める遺骨は、ほんの少しの量ですので、お墓を建てず手元供養する場合、残りの遺骨の行き場所が必要になります。

手元供養とは、遺骨の一部を小さな骨壺に入れたり、ペンダントなどのアクセサリーに入れたりして手元で供養する方法で、自宅供養ともいわれています。

手元供養の残りの遺骨の葬送方法

手元供養では、遺骨の一部しか納める事ができませんので、残りの遺骨の行き先をどうするのか決める必要があります。

お墓があって手元供養をする場合には、残りの遺骨はお墓に納骨すればよいので、何の問題もありませんが、お墓がない場合は以下の方法がよく選ばれています。

永代供養をする

手元供養の残りの遺骨は永代供養にするという人が多いようです。

永代供養なら、宗教や宗派に関係なく利用でき、遺骨の管理やご供養は、永代に渡りお寺や霊園が行ってくれるので、お墓の継承者の心配もいりません。

永代供養の場合は、今あるお墓に納骨することになるので、新しくお墓を建てる必要もなく、費用も安く済ませることができます。

なかなかお墓参りに行けなくなったとしても、永代供養なら管理をしてくれる人がいるので安心です。

永代供養の中には、郵送で納骨できる送骨というサービスを提供している所もありますので、近くに永代供養をしてくれるお寺や霊園がない・・。という方は、そういったサービスを利用すると簡単に永代供養先に納骨することが出来ます。

自宅にいながら郵送で簡単に納骨できる永代供養はこちら！

樹木葬を利用する

樹木葬とは、墓石の代わりに樹木を墓標とするお墓に埋葬する方法です。

墓石の代わりに木や草花の下に埋葬することができるため、自然を愛する人や、見た目の華やかさから女性に人気です。

樹木葬なら、墓石を建てない分、一般的なお墓より費用を抑えることができます。

樹木葬も永代供養の1種なので、樹木葬の管理者が永代に渡って遺骨を供養してくれ、お墓の事で子供に心配をかけずに済みます。

散骨する

手元供養の残りの遺骨を海や山に散骨するという方法もあります。

散骨なら、遺骨を撒いて葬送するので、手元に遺骨が残る事がなく、お墓の心配もいりません。

自分で散骨すれば、お金はかかりませんが、散骨する場所は限られており、遺骨を粉骨しなければ散骨できないなどのルールがあります。

自分で散骨するのが心配な方は、散骨業者に依頼するという方法もあります。

散骨業者に依頼すると、海洋散骨の場合、費用は5万円～30万円ほどかかるようです。

一般的に、散骨といえば、海や山に撒くことが多いのですが、最近では、ロケットを使用して宇宙に散骨する宇宙葬など、驚くような場所で散骨する方法もあります。

手元供養の残りの遺骨の行き先はいろいろある

このように、手元供養の残りの遺骨の行き先はいろいろな選択肢があります。

残されたご家族でよく相談して、後悔のない葬送方法を選びましょう。

お墓はいらない。

と考える人が増えている現代。

これから先も、お墓がなくても葬送出来る方法が増えていくに違いありません。

もしも、あなたが手元供養を望むのであれば、残された遺族が残りの遺骨の葬送方法を悩まなくてよいように、エンディングノートに記載しておくとよいかもしれません。

手元供養の残りの遺骨を簡単に納骨する方法はこちら！